忘れられないお客様エピソード


長年セラピストをやってるとね、いくつもあるんですよ。

マジで!?っていう出来事が・・・

本日は多々あるエピソードの中から、一時この業界に多発した事例を披露したいと思います。


「バッくれ!」∑(`□´/)/ ナニィィイイイ!!


それは今から7年くらい前、私が経営するサロン〔オーラルーチェ〕で
バリバリ施術しまくっていた頃のことでした。

2時間のたっぷりゴージャスな施術が終わったとあるお客様。

帰りがけに「財布忘れた!」とおっしゃいました。

「すみません、ちょっと銀行でお金下ろしてきますね。」ということなので、
「ハイ、どうぞ~」とサロンでお帰りをお待ちしていた私。



そのまま、そのお客様は二度とサロンに帰ってきませんでした(笑)



初来店のお客様だっただけに、同業仲間からは散々注意されました。


「なんでバッグとか預かっておかなかったの!」
でも、当の本人である私が


「取りっぱぐれたらどうしよう・・・!」

という気持ちがどうも起こらないタイプだもので・・・ 
欲がないのも良くない、ってやつですね。


でもね、実はこれ、珍しいことじゃなかったんですよ。

その当時に流行っていた手口で、同業者が同じような被害に遭った例を
あちこちで耳にしていた時期だったんですよね。

今考えると「サロンで施術受けてバッくれとか何目的?」って思うんですが、
まぁ、そういうお客さんもいるんですねぇ。

私も、欲はないとは言いましたが、
汗だくですごく頑張って行った施術が全て無になったわけですから、
相当悲しい気持ちになりましたよね。


・・・といった経験があるにも関わらず、
それ以降も「お金下ろしてきます!」とおっしゃるお客様を
変わらず受け入れ続けた超お人好しな私。

被害にあったのは最初の一例だけでしたから、まぁ良いか^^

ホントにお財布を忘れたお客様にしてみれば、
店側が「ホントに払うの?」「バッグ置いてって?」なんてガツガツしてきたら、
やっぱりちょっと引きますよね(笑)


「バッくれられてもなお・・・」
( ̄へ ̄|||) ウーム

私が懇意にしていた電気屋さんがあったんですよ。

で、買い物をしたある時、お財布を忘れたことに気付きました。
1,500円の支払いができなくて、それこそ「すみません!下ろしてきます!」って言いました。

その電気やさんは私の自宅にもアンテナ工事をお願いしましたし
すでに何度も出入りしていたお店だったので、
信頼関係はできていると私は思っていたのですが、お店の奥さんが

「ホントに払ってくれます?」
「下ろす?何時頃戻ってくる?」

・・・ってすごく必死に、何度も確認してこられまして。
え~!?私ってそんなに信じてもらえてなかったの?って
かえって衝撃を受けまして、その後、二度とそのお店には行かなくなっちゃったんですよ。

だからねぇ、自分はお客様に対してそういう接客はしないようにしようって、
そういう想いもあるんでしょうね^^