Q.元々ハッキリした二重だったのに、
まぶたが下りてきた気がするんです・・・
「メイクの度にたれたまぶたが二重を隠して歳を感じさせるのです。」
あー筋肉衰えちゃってますね。
まぶたの外側と内側、眼球と両方の筋肉。
ビューラーでまぶたはさんじゃったりして。。。

と言うことは、まぶたの筋肉を鍛えれば二重も戻るってことになりますが、
「鍛えようがないじゃん!」的な部位であることも確か。
これはですね、まぶたという一部分しか見ていないからそう感じるだけです。
まぶたのたるみを体全体の現象として
捉えることができれば、
ちゃんと二重も取り戻せるんですね。
私が単なる「おちゃらけキャラの人」ではなく、
ちゃんとしたスクールの先生でもあるということも理解して頂きたいので、
ぜひこのまま読み進めてみて下さい。
「たるみの原因がまさか偏平足?マジすか?」
では、まぶた外側の筋肉から行ってみましょう。
雑誌を読んでいると、よく「目の周りのマッサージ法」が
載っているのを目にしますが、ハッキリ言って・・・足りません。
そもそも何故まぶたが垂れるかですよ。
おでこの筋肉が固いために、目元が下がっているんです。
だから、おでこ部分を柔らかくしてやることがまず大事なんですね。
「は?まぶたなのにおでこの話ですかい?」
そうです。まぶたなのにおでこ。
各部位の筋肉は全て連結しているおり、額やまぶたは
「前頭筋」「棒状腱膜」「後頭筋」あたりが主に影響しているんです。
要するに、筋肉が後ろからぐーっとかぶさって
おでこの方まで来ているわけですね。
だから私が「まぶたが垂れている人」を施術する時は、
まずおでこを確認してみます。
もしおでこが固くない場合は、頭部~後頭部を確認し、
それでも問題がなさそうであれば、
さらに首~腰~お尻・・・といった具合に
問題ありそうな場所を探しています。
「偏平足の人は目元が下がりやすい」
というビックリ現象も当然あるので、そういう方の場合は、
たれたまぶたより偏平足の方を施術して改善を目指します。
「眼のまわりのマッサージだけ?あら片手落ちヨ。」
マッサージでも触れることができない「眼球の筋肉」。
ここをどう鍛えるか、興味ありませんか?
あれは眼球を動かして鍛えてあげると良いのです。
速読トレーニングってやったことありますか?
顔を動かさずに眼だけで字を追ったり、目でゴマ粒を数えたり、
眼球だけをぐるーっと円を描くように動かしたり、
目の焦点をぼやかしたり。
そうやって眼球自体をじっくり「使う」ことによって
目とまぶた内側が鍛えられるのです。
気になる部位を触るだけが施術じゃないのですね。
「人間の体は全て連結している」という考えのもとに、
頭部~後頭部~首~背中・・・まで範囲を広げて柔らかくしてあげると、
まぶたがちゃんとパッチリ開くようになります。
.「まぶたの外側と内側を鍛えればパッチリ二重は取り戻せますよ~」
「抵抗セヨ!まぶたトレーニング」
まぶたってたれてると歳を感じさせますね。
せめて自分でできるエクササイズをやって、重力に抗ってみましょう。
1.眉に沿って指を置き、垂れ方向に力をかけます。
(⇒画像があるといいです)
2.まぶたと眼球を必死に上げて抵抗し、10秒キープ。
(⇒画像があるといいです)
3.眉に合わせて位置をずらし、同様の動きを繰り返します。
(⇒画像があるといいです)
目って、脳が発達する段階で突出してできたものなのですね。
つまり〔目=脳〕であるわけです。
だから頭と目の疲れは連動しますし、目の衰えと頭の衰えも連動します。
ヘッドマッサージをすると、頭も目もスッキリするでしょう?
人間の体は全て繋がっていることの、一つの良い例なんですよ^^
