経済的自立と精神的自立
ドラマとかで
「私と仕事とどっちが大事なのよっ!」
・・・なんてよく見聞きするセリフですが、あれ痛々しいですね~。
そもそも仕事と愛情を同じ天秤で測ること自体が筋違いなのに、気付いていない。
自分にはアナタが必要、
アナタにはこっちを見ててほしい、
誰よりも何よりも大切にしてほしい。
その気持ち、わからないでもないけど、受け入れがたい(^^;
だって完全に「自分中心」、ジコチューじゃないですか。
人は100人100様、1000人1000様、10000人10000様ですよね。
全く同じ環境のもと、全く同じ思考をして、同じ人生を歩んでるわけじゃありません。
だから相手にも自分と同じ感覚や考えを求めることって
単なる押しつけや束縛にしかならなかったりします。
確かに原始的に考えて、男と女の性別的役割ってのはあるんですよ。
原始人の男性は狩りで食べ物を確保する役割を持っていましたし、
原始人の女性は子を守ることに徹してきています。
男女の体格に明らかな差がある本来の意味は、ここにあると思うのですよね。
でもある意味「中性的」になってきた現代においては、
嫌がおうにも両性的であることが求められるのかも知れません。
両性的ってことは、男性の役割(食わす)と女性の役割(守る)、この両方を担えること。
これはそのまま、経済的に自立している必要性であり、
精神的に自立する必要性でもあると思うのです。
「何をもって自立とする?」
人間って男か女かしかいないから、両性具有じゃないですよね。
持っていない方の性に憧れるし、
男女両方の素養を持っている人をカッコイイと思ったりします。
それが、現代における「美意識」のあり方に強く影響しているんじゃないかな。
媚びない、必要以上に頼らない、芯が強い、そういう女性がカッコいい。
媚びる、都合のいい人間、地に足がついていない、そういう女性はカッコ悪い。
あなたは「自立」って考えたことありますか?
デジタル大辞泉で調べてみると、こんなふうに記載されています。
〔他への従属から離れて独り立ちすること。
他からの支配や助力を受けずに、存在すること。〕
つまり、誰か/何かに依存しないこと、
受け身姿勢から脱皮すること、
自分の意志と考えをもって自分の足で立つこと、
それが自立だということですね。
昔は結婚して夫とともに人生を歩むという、頼り頼られ生きることが当たり前でしたが、
シングル当たり前、長寿当たり前、希薄な人間関係当たり前な現代においては
事情もそりゃ変化しますよね。
自ら稼ぐ、自らを食わす、自らを守る。
そういう力を備える人間になりたい。
そんな想いが強くならざるを得ない時代なんでしょう。
家庭の事情で働くって女性も多いけど、実は女性って
「働いてお金を稼ぐこと」に対して男性よりも
大きなプライドを持っているのかも知れません。
実際、自立するのにお金は欠かせませんよね。
自分で自分を養うことができるから、自分の足で立って生きていける。
これは間違いないでしょう。
私もけっこう抑圧された育ち方しましてね、
顔色伺いながら人と接する人生を送ってきたんですが、
セラピストという手段を持てたからこそ
シングルで40代でもしっかり地に足付けて生きていられると思ってます。
昔の私は、悲しみとか不安とか疲れでいっぱいだったけど、
今は喜びも悲しみも全て自分が一人で背負ってます。
そりゃ一人で背負うから大変だけど、その分圧倒的に自由!
フリーダームっ!
生き方として本当に楽になりましたね。
誰の顔色を伺わなくてもいいんだもん。^^
これが、現代の自立傾向と、みたの自立観。
あなたは、どんな自立を目指していますか?
⇒ みたは自立の一手段を教えているんです。
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