Q.どうしても気になるほうれい線!
何とかならない!?



「30代後半くらいから急にほうれい線が気になって・・・」

ほうれい線にファンデーションは溜まるし、
明らかにオバサンくさく見えますし、
女性にとっては「出現して欲しくない肌現象・第2位!」
くらいに入る事象ではないでしょうか。

電車の窓ガラスに映る姿・・・。

ちなみに第1位は、シワ・・・?

いずれも、年齢がそのまま出るので女性にとっては嫌なものです。

あぁブルドック顔・・・気になる・・・
フェイシャルマッサージに行かなくちゃ・・・

って、ちょっと待ったぁっ!!
フェイシャルマッサージもいいけど、
その前にコレ絶対覚えておいてほしいのです。

他のQ&Aを読んでいる人はお察しの通り、
人体は全て繋がっているのですね。

頭部の模型を見るとわかりますが、
ほうれい線が出る部分には頬骨がありますが
これが下がることが一番の原因なのです。

ではどうして頬骨が下がってしまうのか。

それは、ここにある「咬筋」が固く短縮してしまうから。
(もちろん原因はひとつではありませんが)



咬筋が固く短縮してしまうと口元は下がってしまいますが、
頬骨がキュッと上がった状態だとほうれい線は出にくいのです。


「ほうれい線セルフケアは骨の位置を意識して」


さて自分でほうれい線ケアをすることもできますので、
ぜひトライしてみて下さい。

頬骨に沿って指をあて、
そのまま口を開けたり閉めたりする動作を行います。
位置は少しずつずらしながらやって下さいね。

骨の位置って案外すぐ変わるもので、
正しい位置に指を置いてケアすると
ちゃんと元に戻っていってくれるんです。

(▼参考画像があるといいですね)


気合いを入れて肌を伸ばしてマッサージしてしまうと
かえってシワやたるみの原因になるので、そこだけは気を付けて下さい。
骨・筋肉に刺さる感じでやるのがコツです。


指がどこの骨、どこの筋肉に当たっているのか
を意識することが大事ですし、
顔の表層ではなく頬骨を下げている筋肉、
つまり「骨に付着している深部の筋肉」まで
力を伝えないと意味がありません。


コスメスタッフがよく言う「こすらないで下さいね~」って
基本的に肌表面の話なので
(いわゆるスキンケアって肌の表層状態のこと)、
顔かたちを整えようとしたら、
やっぱり骨・筋肉を考える必要があるんです。

その部分の衰えは体全体から見るとどこが原因になっているのか、
局所的な意識ではなく、全体像として連想する力があるのが望ましいです。


だって、例えばまさかほうれい線の原因が
足が原因になって生じているとは
普通思わないでしょ?
これも連想力から導き出される一つの答えですよ。


繰り返しますが表面だけに囚われてはいけません。
このほうれい線、このシワは、
体全身として考えればどこが影響しているのかな?
そういう見方が大事なのですね。

もっともっとマニアックに勉強したいあなた!
こちらで教えてますのでご覧になってくださいませ~。

A.「フェイシャルマッサージに走る前に、
骨の位置を意識した刺激をすること!」